2004 年
6 月
14 日
カテゴリ:子ども・教育・女性
16年度第2回定例会報告 その3
〜賛成討論「松原学童保育所待機児解消に関する陳情について」〜
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昨年11月末、市は松原学童保育所の定員超過対策として、第一小学校フリープレイに併設するかたちで「放課後クラブ」を提案しました。それまで狛江市保育所父母の会などの関係者に対して分室設置を約束していた市が関係者との話し合いもせず、行政内部だけの判断で、提案に至ったものです。「市民参加と市民協働の推進に関する条例」施行後1年目にもかかわらず、なんらの市民参加も行なわれていない一方的な提案でした。市民参加に対する市長の意識の低さを疑わずに入られません。 生活者ネットは子どもの育ちにかかわる非常に重大な政策を、その重要性も認識せず、校舎改修の補正予算として提案するという行政の姿勢に大いに疑問をもち、補正予算に反対を致しました。仮に場所の確保ができず、16年度は分室設置が無理と判断したというのなら、その時点でどうして、関係者に相談しなかったのかが疑問です。この姿勢がそもそも、まちの主役は市民であるという意識がないことの表れであると思います。 そして放課後クラブという新しい形態を提案するのであれば、「試行」であっても、子ども達はそこで大切な日々を過ごすわけですから、保護者や指導員の方との充分な話し合いのもとで、少しでも安心して子どもを預けられる場所にするための話し合いを双方の信頼感をベースに作り上げていくべきだったのです。保護者のかたがたが何より求めているのは、本当に子どもにとってどんな放課後の居場所が望ましいのか、子どもの育ちを何よりも大切に考え、ともに話し合う行政の姿勢だったと思います。 (中略) そもそも市の提案は待機児解消策として「保護者が学童保育所か放課後クラブを選ぶことができる」ことを前提としていたはずです。しかし保護者の共感や理解が得られなかった結果、松原学童保育所への申し込みが定員を超え、入所基準が同じ10点でも、一部の児童は親の所得が比較的高い、という合理性にかける理由で、入所できない事態を招いています。しかもこの基準は市民福祉推進委員会で審議し、15年3月に改訂された学童保育所入所基準には示されていませんでした。行政の場当たり的な対応にますますの不信感が募りました。 (中略) 保護者の方々から入所できなかった子ども達の現状をうかがうにつけ、行政当局として、一日も早く楽しく充実した放課後を過ごせるよう、対応する必要があると考えます。
今後狛江市の中でどのように放課後対策を進めていくのかは、大きな課題で、次世代育成支援行動計画策定の過程で多くの市民を巻き込んだ政策議論ができるよう、参加のしくみの全体像を示し、多くの市民の参加で真摯な議論を積み重ねていくことが必要だと考えていますが、その前提として、まず市行政に対する市民の信頼関係を取り戻さなくてはなりません。今日の混乱、保護者の行政に対する不信や子どもの放課後のすごし方に対しての不安な気持ち、そして何より子ども達が日々、不安定な状態ですごしている現状を考える時、是非、学童保育所入所設置条例第2条別表にある「ただし、市長が特に必要を認めたときは定員を超えて収容することができる」という但し書きを適用すべき事態であると考えます。 夏休みを目前に控え今この問題を早急に解決する必要があることから是非緊急避難的な措置として、陳情の趣旨に沿って松原学童保育所入所定数の柔軟な運用をすべきであり、学童保育所指導員の方々と受け入れ体制に向けて話し合いをはじめるべきであると強く主張いたしまして、生活者ネットの賛成意見とさせていただきます。
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